整骨院や整体院の施術は痛い?
良く施術を受けたい人から聞かれる「施術は痛いですか?」と質問があります。
特にこのような質問は女性の方が多いですが。
一般的な施術の強さや当院の施術の強さ、強い方がいいのか弱い方がいいのかなどを説明して行きます。
1、施術の強さについて
よく「強い施術の方が効いた感じがして好き」や逆に「強すぎるのは反動が来たりして怖い」など二つの声を良く聞きます。
みなさん、マッサージや整骨院で施術をしてもらったことがあると思いますが施術の強さの度合いはもちろん施術者によっても変わってきますが、実は施術を受ける方によっても変わって行きます。
施術者によっての違いは純粋に力加減が違うからです。施術者によって強い方が改善しやすいと信念を持っている人もいれば、受ける方が極力怖くないように負担がかからない様にと配慮して行う方もいます。
もしマッサージ店であれば受ける方の好みによって施術者が強さを変えるのはいいことです。なぜならば、慰安での施術だからです。マッサージ店の手技は痛みの改善ではなくいかにお客さんを気持ち良くさせるかなどの慰安に特化した手技になりますので受ける方の要望によって強さをコントロールするのは重要になります。
では、慰安目的ではなく慢性期疾患や日常生活に支障が出ている痛みを改善するにはどのくらいの強さが最適なのでしょうか?
2、痛みの改善には強い方がいい?弱い方がいい?
まず、最適な強さの説明の前にNGなものを説明しておきます。
それは、強すぎる施術です。理由としてはリスクが大きいからです。
強すぎる手技は筋肉の繊維がちぎれてしまい打撲やひどい筋肉痛の様な状態になってしまう可能性があります。
体格が良く筋肉質な体の人であれば耐えれると思いますが、筋肉の少ない方や女性などは気をつけましょう。
逆に弱すぎる施術は効果がない分リスクも少ないので体に対しての悪影響になることはほぼないので、良い施術か悪い施術かは抜きとして問題はないでしょう。
3、理想的な施術の強さ
では、最後に理想的な強さはどのくらいの程度なのかを説明して行きたいと思います。
結論としましては、「施術を受けられる方によって違う」です。
結局、曖昧な答えじゃないかと思う方もいらっしゃいますが、これが事実です。
人によって、筋肉の張りや硬さ、脂肪の量も骨格も違います。ですので、施術者の技術がとても重要になって行きます。
決して受ける側の方の好みではなく整骨院や整体院の先生が押したときの筋肉のテンションの掛かり具合で見定めます。
ただ、施術を受けられる人の目安としては「押された時に痛気持ちいい」と感じるぐらいがその方に対してのベストな強さであることが多いです。
ただ強い、ただ弱いではなく、その方が無理なく効果がある強さをおこなえる施術家さんを見つけるのが改善の近道です。